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本日は国際学会発表について報告します
本学科の丸山学科長が理学療法学科の大西学科長や作業療法学科の桐本准教授らとイタリアのローマで学会発表を行いました
テーマは・・・
「Changes of short-intracortical inhubition during throwing visual observation in expert baseball player」です
英語のままだと少し理解できない上に、内容も難しいので簡単にタイトルを日本語訳して
「熟練した野球選手における投球動作観察中の運動野の興奮性変化」というタイトルです.
丸山学科長の解説によると・・・
野球選手に投球動作の運動観察を行わせた場合、野球選手の運動前野にあるミラーニューロンが興奮し、運動野の興奮性を変化させます一方、未熟練者に投球動作を観察をさせてもミラーニューロンは興奮しませんでした
ミラーニューロンとは人の動作を見て、共感することにより反応するニューロンのことで、本研究結果は熟練者になると投球動作を観察するだけで運動野の興奮性を高めることを示唆しています
逆に未熟練者にとっては投球動作はあまり意味のない(共感できない)動作になっているのかもしれません
以前にも紹介しましたが、健康スポーツ学科では運動に関する様々な疑問を解決しています
ぜひ健康スポーツ学科へ進学し、一緒に研究をしてみませんか??