こんにちは。大学院生の山崎雄大(博士課程3年)です。
10/19 ~ 23 にかけてアメリカのシカゴで行われたSociety for Neuroscience (SfN) という学会に参加してきましたので、今回のブログで紹介させていただきます。
SfN は神経科学分野における最大の規模を誇る学会です。
わたしは今回初めて SfNに参加しましたが、その規模の大きさに圧倒されてしまいました。
今まで参加したどの学会よりも大きな会場で、参加者の数も桁が違いました (毎年3万人前後が参加するようです)。
まるでお祭りのような雰囲気だったのを覚えています。
わたしもポスターで発表してきました。
発表内容としては、ペダリング運動をすることでヒトの一次体性感覚野と呼ばれる領域の脳活動や、一次体性感覚野が関与する体性感覚機能がどのように変化するか、を検証したものになります。
運動に関する研究をしている参加者は非常に少なかったのですが、何人かの方が質問をしてくれました。
わたしが国際学会に参加するのは3回目となります。
以前よりも英語でディスカッションができるようになったような気はしますが、それでも相手の英語のスピードに追い付けなかったり、ディスカッションをしていても、ボキャブラリーの少なさから、自分の伝えたい細かいニュアンスを上手く伝えきれないことが多くあり、実力不足を痛感しました。
日常生活で使うような会話はもちろんですが、海外の研究者とディスカッションを行うためには、学術的な英語を身に着けていかなければいけないと感じています。
日本から出て海外の学会に参加することは、もちろん不安も大きいですが、今後の研究活動のモチベーションを非常に高めてくれます。
また、海外に出ることで 「英語がうまくできないなあ」とか、学会に行くことで「まだまだ知識が足りないなあ」とか、上手くいかない・できない体験をたくさんします。
「上手くできたこと」もモチベーションにつながるのですが、わたしにとっては、「上手くいかなかった・できなかった」経験もとても重要です。
このような経験は危機感を生み、頑張ろうという思いを強くします。
わたしにとっての大きな原動力のひとつだと感じています。
今回、学会に参加して「できなかったこと・上手くいかなかったこと」をたくさん経験しました。
これらが少しでもできるようになるために、今後も研究活動等に励んでいきたいと考えています。
新潟医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 医療福祉学専攻
https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/doctor/major.html
新潟医療福祉大学大学院 健康科学専攻 健康スポーツ学分野
https://www.nuhw.ac.jp/grad/field/master/hs.html
健康スポーツ学科
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/