本学では、学生による授業評価をもとに「ベストティーチャー」という賞が教員に贈られます。
このたび、2018年度の後期に開講された「スポーツ・健康」という授業において馬場康博先生(クリック)がベストティーチャー賞を受賞されました。
表彰式前の馬場先生
学長の山本正治先生(写真右)から賞状を頂く馬場先生(写真左)
以下、馬場先生のコメントです。
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この度、ベストティーチャーに選出いただき、誠に光栄です。
私はこの授業を通して、学生と楽しく有意義な時間を共有させてもらいました。
だから、学生のみんなに感謝しています。
この授業は本学で教養体育を担当する複数の教員によるプログラムで構成されています。
よって、教養体育担当の先生方のお力添えもあっての受賞だと解釈していただけると気が楽です。
受賞に至った要因は、ひとえに学生に恵まれたことだと考えています。
- スポーツのもつ魅力に気づき、仲間のプレイを自分のことのように喜び、ミスをしても励ます学生が増えたこと。
- 運動の不得手に関係なく、仲間との空間・時間を共有することに喜びを感じる学生が多かったこと。
- クラスメイトとの会話を楽しみながら体を動かせたこと。
基礎科目となるスポーツ・健康は、全学科の学生が1年次に履修する科目で、自らの身体を理解することやスポーツの文化的価値を認識し、生涯にわたって運動・スポーツを継続して楽しむ実践力を育むことを目的としています。
講義では運動やスポーツの必要性を理解し、実技ではソフトバレーボールと車いすバスケットボールに取り組みます。
ソフトバレーボールは、いつでもどこでも誰とでも取り組めるスポーツで、車いすバスケットボールは、体に不自由な部位があったとしても工夫ひとつで誰もが楽しめるアダプテッドスポーツです。
車いすの操作や戦術を学ぶことで運動が苦手な人でも活躍することができます。
普段から“Do (ゲームを行う時間) の確保”を意識して授業をしているので、休み時間のうちにコートの設営、器具・道具等の準備を済ませ、授業開始時刻からどんどんゲームを行いました。
これも、今回ベストティーチャーを受賞できた要因の1つかなとも思っています。
また、体育館は音響設備も整っているので、好きな音楽を流しながら運動をしています。中には、踊りだす学生も居たり(笑)。実技終了後は、みんなで協力して片付けや掃除を行います。
そうすることで、学生も、私も気持ちよく授業を終えることができます。
これがいつものルーティンです。
今後もこの受賞を機に、安全に気をつけながら学生がより楽しめる授業を展開できるように、私自身も成長していきたいです。
「大好きなピカソの本を背景に」@J507
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馬場先生はオープンウォータースイミングの日本代表コーチでもあります。
そんな馬場先生の授業を受けられるなんて、学生は恵まれていますね。
また、学生との距離がとても近く、いつも笑顔で学生に挨拶したり、学生との会話を楽しんだり、親身に相談にのったりしています。
教員志望の学生のみなさん、ベストティーチャーの馬場先生から授業のつくりかた、進め方などを聞いてみてはどうでしょうか?
将来、教員になった際に生かせる「ヒント」を得られるはずですよ!
ちなみに、馬場先生は、今回でベストティーチャー賞、2度目の受賞となります!!
あと1回受賞すると、殿堂入りします!!
改めまして、馬場先生、2度目のベストティーチャー賞受賞おめでとうございます!!
健康スポーツ学科
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/