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2018.12.28

教員採用試験「合格」への道のり

 

 

2018年最後のブログは、健康スポーツ学科4年生の皆川真穂さんの記事です!!

 

「とてもおもしろい」ことが書かれているので、ぜひ最後まで読んで、彼女の言葉を堪能してください☆

 

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こんにちは。

健康スポーツ学科4年の皆川真穂です。

 

今年、私は新潟県の教員採用試験を受験し、合格することができました。

 

教師を目指す上で、私自身教師になりたいと思ってこの大学に進学したわけでもなく、

大学生活を過ごす中で気持ちが変化していきました。

教員採用試験を受験するにあたり、どのように過ごしてきたのかを話していきたいと思います。

 

私は高校までバレーボールに打ち込んできました。

その中で、高校1年生の時にアキレス腱断裂という怪我をしました。

その怪我をきっかけに、

・自分のように怪我をしてつらい思いをする人が増えないようにしたい!

・スポーツや怪我について多くのことを学びたい!

と思い、スポーツについて学べる大学を探しました。

 

こうして健康スポーツ学科のブログを書いていますが、実は新潟医療福祉大学は第一志望の大学ではありませんでした。

でも、第一志望であった大学には合格することができず、滑り止めで受験をしていた新潟医療福祉大学に入学したのです。

 

入学した時点では、「取得できる免許は取得したい」と考えていたので、教職課程をとりあえず履修しようといった軽い考えで教職関連の授業を取りました。

だけど、教職課程の授業を履修する中で、

・子どもが好きだな~

・教えることって難しいけど、やりがいがありそう!

・子どもと一緒に自分も成長したい!

などのような気持ちが芽生え始めました。

 

1年生の終わり頃には、教育原理の授業の時間に、「これからは小学校教諭の免許も取得できるようになります」という情報を得ました。

その情報を耳にするまでは、「中学校・高校の保健体育教師になることを想像すると、生徒になめられたり、技能がそんなに高くないし、適していないんじゃないだろうか?」

と思っていたため、なかなか本気になれない自分がいました。

 

しかし、小学校の先生の話を聞いた時に、「これだ!!」と心の底から思いました。

 

なぜなら、いろいろな教科を教えることができるし、幼いころから習っていたピアノを生かすこともできるし、おいしい給食を食べることもできる。

 

 

大学に入ってからは、高校生まで打ち込んでいたバレーボールのような存在はなかったため、「大学では何に打ち込むことができるのだろう?」と考えた時に、「小学校の先生になるために勉強やスキルを身に付けることに打ち込んでみたい!」と思い小学校の先生の免許取得を頑張ることにしました。

 

「小学校の先生になりたい!」と思った理由はこれだけではありません。

 

大学2年生の時に、あるボランティアに参加しました。

それは「大発見!ふるさと新潟in佐渡」という新潟県生涯学習協会が主催するボランティアです。

小学生を対象にしており、3泊4日で佐渡について知ろうというのを目的としており、

そこに参加する小学生の引率のお手伝いとして参加をしました。

 

子どもたちは4つの班に分かれて活動をし、各班に学生リーダーがいて子どもたちと一緒に移動をしたり活動に参加したりしました。

このボランティアに参加することによって、子どもの成長を1番近くで見ることができたことへの喜びや、それぞれの子どもに合わせて接し方を工夫しなければいけないという発見がありました。

このボランティアをきっかけに、小学校の先生になりたいという気持ちがさらに高まりました。

 

まずは、勉強の進め方を身に付けるために、2年生の後期に東京アカデミーの講座に参加しました。

教職支援センターや教職関連の授業で情報を得て、1つ上の先輩の方々にも勧められていたので参加してみようと思いました。

勉強を始めたのは、この時期からでした。

 

その後、3年生へと学年が上がり、大学の授業も教員採用試験に向けた授業が増えてきました。

授業では課題がたくさん出されていたので、自分の足りない部分を勉強する時間よりも、課題に費やす時間がほとんどでした。

 

3年生からは玉川大学の特別プログラムがスタートしたため、大学の課題と通信教育のレポート・試験を並行しながら取り組むのに精一杯でした。

そのため、

・授業の時間は授業をしっかり聞く

・レポートをするときは、目標を決めて取り組む

・休憩するときは休憩する

というように、メリハリをつけて生活するように心がけました。

 

勉強や課題に取り組む中で、

・つらいな~

・本当に受かるのかな~

・受からなかったら、仕事がないのか~

・あの子の方はあんなに頑張っているのに自分なんて・・・

など、ネガティブになる日は何度もありました。

 

このような日々を送る中で、11月にモチベーションを高める良い機会がありました。

 

「合格者の声を聞く会」です!!!

 

ここでは、現役で合格した先輩のお話を聞くことができました。

どのように取り組んでいたのか、試験までにしておくと良いことはなにか、なんといっても最後には先輩と直接相談できる時間などもあり、ここに参加をしたことで「今までの不安や悩みは先輩も味わってきたことなんだ!」と考え方が大きく変わりました。

 

この会が終わる頃には、

・来年は私がこの場に立って、後輩に話したい!

・絶対合格したい!!

という、前向きな気持ちに変わりました。

 

この日を境に、生活リズムも教員採用試験に向けて少しずつ変えてみました。

・少なくても問題集を10ページ進める

・授業がなくても、1限の時間に間に合うように来て、9時に勉強をスタートする

・わからないところは先生にすぐ聞く

・通学中は、共通教材の曲を聞く(車で通学していたため、運転中でもできることをしました)

・受験する自治体の傾向を分析する

など。

1日1日を集中して取り組みました。

 

 

4年生に上がり、教員採用試験も徐々に近づき、勉強もラストスパートといった感じでした。

5、6月には3週間の教育実習があり、その時期は教育実習が実践に即した勉強だと思い、

教育実習に全力を注ぎました。

教育実習後は、また普段の大学生活に戻り、息抜きをしつつ勉強に励みました。

 

教員採用試験当日まではこのような生活をしてきました。

このような日々を過ごす中で頑張ってこれたのは、なんといっても友達や家族の存在です。

 

毎日毎日勉強では、気がおかしくなります。

時には、息抜きも大事です。

私にとっての息抜きを紹介します。

 

○おいしい物を食べる

友達とランチに行ったり、勉強後に夜ご飯を食べに行ったりすることで元気がでました。

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○サークル

バレーボールサークルに所属していたため、体を動かしに息抜きに行っていました。

 

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教員採用試験を受験するにあたっては、

自分の趣味や息抜きの時間も大切にしつつ勉強を頑張ってほしいです。

 

そして、7月8日。1次試験当日。

試験内容は、

・論作文

・教職、一般教養

・専門(小学校全科)

です。

 

とても緊張しました。

 

しかし、「自分のやってきたことをすべて出そう!」という気持ちで挑みました。

1次試験は筆記試験がメインなので、まずは自分との戦いです。

試験開始までは、苦手な部分をチェックして試験に挑みました。

 

結果が出るまでは、2次試験に向けて対策をしました。

2次試験の内容は、

・模擬授業

・場面指導

・個人面接

・実技

です。

 

内容を見ての通り、人間性をとても見られます。

試験当日で力を発揮するためには、とにかく練習です。

そのため、早めの対策がとても重要です。

そして、1人で対策を練るのではなく教員採用試験を受験した仲間たちと対策を練ることで、自信がつくだけでなく、勇気をもらえます。

私は一緒に頑張っていたある仲間からこんな言葉をもらいました。

 

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私にとって、勇気をもらえた瞬間です。

 

1次試験の結果は8月1日に出ました。

合格だったため、試験結果を確認し引き続き対策に力を注ぎました。

もちろん、息抜きも忘れずに。

 

2次試験の対策でとてもお世話になった場所があります。

 

それは「教職支援センター」です。

 

1次試験に向け勉強するスペースもあったため、前々からお世話になっていましたが、2次試験に向け、面接練習や模擬授業のできる環境が備わっているため、たくさん活用しました。

教員採用試験に対する環境が備わっているので、参考書や問題集、実際に小・中学校で扱っている教科書も置いてあります。

また、学習指導要領も置いてあるので、指導案作成時にも活用していました。

教職支援センターにいる野澤さんとのおしゃべりは私にとって息抜きの1つでした☺

 

 

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そして、8月19日。2次試験当日。

1次試験よりもさらに緊張しました。

2次試験の面接内容や模擬授業、場面指導の課題は事前に大まかなものは知らされています。

でも、具体的な内容は試験時間にならなければ分かりません。

そのため、しっかり体調を整え当日を迎えることで、力を発揮できると思いました。

 

2次試験は1次試験よりもあっという間に終わります。

しかし、新潟県の2次試験は2日間あり、2日後の21日に実技試験がありました。

 

面接などを行った19日が終わってもまだ、気は抜けませんでした。

次の日には、大学へ行き実技練習をしました。(怪我をしない程度に)

 

そして、8月21日。2次試験(実技)当日。

前日に練習したため、落ち着いてできました。

 

2次試験が終わると、やっとホッとできました。

 

2次試験が終わり、結果発表は9月下旬と伝えられていたため、

9月最終週になると毎日ドキドキしながらホームページをチェックしていました。

しかし、9月28日にホームページで結果発表が10月上旬に延期されることが分かりました。

そのため、ドキドキがまだ続きました。

 

そして、10月2日結果が出ました。

ホームページで自分の受験番号を見付けた瞬間は鳥肌が立ちました。

 

今でも忘れられません。

 

最後に、私は、来年から「教育現場」に身を置くことになります。楽しみだけでなく、不安や緊張もあります。

でも、未来を担う子どもと共に成長していけることを嬉しく思いながら責任も感じています。

今後、楽しいことや辛いこと、いろんなことが待ち受けていると思いますが、教師になるまでの道のりを忘れずに、子ども達と共に成長し「より優れた教師」として活躍したいと思っています。

 

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みなさん、いかがでしたか?

 

健康スポーツ学科に入学して来る学生はまちまちです。

新潟医療福祉大学健康スポーツ学科を第一志望として入学して来る学生、他の大学が第一志望だった学生・・・。

 

それぞれが、それぞれの想いを抱いて大学生活をスタートさせます。

その際に、目標はないよりもあった方がいいかもしれませんね。

 

たとえば車を運転する際に、目的地もなく運転することはあるのでしょうか。

おそらく多くの人が目的地に向かって運転をするはずです。

ちょっと大きく言えば人生もそんな一面があるのではないでしょうか。

「目標」という目印をつけて、そこに向かって行く。

 

私たちは目標とする場所へ向かう際に、いろんなことを経験します。

だから、その経験を踏まえて目標を変えることがあってもいいと思います。

まさに、皆川さんが大学に入学してから「小学校の先生になる!!」という目標を新たに掲げたように。

 

ただ、彼女の話にもあったように、目標を達成させることは簡単ではありません。

目標達成の道を歩んでいる際に、時に苦しいこと、辛いことも経験するでしょう。

しかし、その道を歩み続けることが、大学生活をより充実させる秘訣かもしれませんね。

 

また、こんな風に考えることもできるのではないでしょうか。

目標を掲げることで、すでにその目標の半分を達成させている。

だって、それを達成させたい意志はあるのだから。

でも、問題は残りの半分が険しい道のりになる。

意志を持ち続け、継続して行動することは難しいから。

 

 

 

さて、来年から皆川さんは教育現場に身を置くことになります。

一教員ではなく、「教師」として活躍することを願っています。

つまり、「師」となり、子ども達が進むべき道を照らし、子ども達を明るい未来へ導いてあげて欲しいと思います。

 

 

 

健康スポーツ学科

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/

 

 

健康スポーツ学科 教育内容の特色・資格

https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/feature.html

 

 

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