11月のとある日に健康スポーツ学科の研究セミナーが開催されました。
この日、杉崎弘周先生と吉田重和先生がご自身の研究について発表しました。
まずは杉崎先生の研究発表を紹介します。
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【タイトル】
近親者にがん患者のいる児童生徒のがんについての意識
【緒言】
1981年からがんは日本での死因1位である。テレビやインターネットなどのメディアを通して、がんである有名人が身近なものとなっている。日本人の高齢化に伴い、親や親戚といった近親者にがん患者のいる児童生徒も増加すると考えられる。
【目的】
がん教育を行う際の児童生徒への配慮等について検討する際の基礎資料を得るため、近親者にがんのいる児童生徒のがんについての意識の特徴を明らかにすることを目的とした。
【方法】
児童生徒による自記式の全国横断調査を実施した。9139の調査用紙が回収され、性別や理解の質問が欠損したものを除外した後、小学生2135、中学生2902、高校生3664の合計8701の児童生徒を分析対象とした。
【結果】
近親者にがん患者がいるのは回答した児童生徒の約30%と推計された。加えて、近親者にがん患者がいることとがんについての意識には有意な関連があった。
杉崎弘周先生
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この日、司会を務めたのは佐藤晶子先生でした。
佐藤晶子先生
杉崎弘周先生の発表の後に、質疑応答が行われました。
質問に答えています
写真手前:市川浩先生
写真手前:吉松梓先生
会場の様子1
会場の様子2
あさっては、吉田先生の研究を紹介しますね!
お楽しみに☆
杉崎弘周先生のプロフィール
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sugisaki.html
佐藤晶子先生のプロフィール
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_a.html
市川浩先生のプロフィール
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/ichikawa.html
吉松梓先生のプロフィール
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/yoshimatsu.html
健康スポーツ学科の教員紹介
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher.html
健康スポーツ学科
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/