皆さんこんにちは!
NUHW WBC GRIFFINS WBCの石高清楓(健康スポーツ学科3年)です。
まず知らない方が多いと思いますので説明から…
NUHW WBC GRIFFINS WBCは本学の車いすバスケットボールサークルです。
新潟医療福祉大学初のパラスポーツサークルになります。
車いすバスケットボールはカレッジスポーツであることから大学から始める方が多くいます。
私自身も今年度から本格的に練習を始めました。
半年が経過しましたが、始めた当初と比べると自分でも驚くほど上達しました。
現在13人が所属し、第一体育館で毎週金曜日の昼休みに活動を行っています。
また、新潟県を代表するチームとの練習を行う機会もあります。
簡単ですが分かっていただけたでしょうか?
それでは本題に入っていきます!
10/7に開催されました伍桃祭のプログラムとして、「NUHW WBC CUP 3×3」
大会が開催されました。
大会は、新潟医療福祉大学健康スポーツ学科・義肢装具自立支援学科、NUHW GRIFFINS WBC、アスレチックトレーナー部、空飛ぶ車いすサークル、ダンスサークルRISE、新潟医療福祉大学男女バスケットボール部の学生組織が連携し行いました。
運営、競技・審判委員会は新潟WBC、新潟県バスケットボール協会審判委員会(車いすの部)のご助力を頂きました。
8チームのトーナメント方式で参加チームは以下の通りです。
・新潟WBC(障害のある者5名:車いすバスケ日本代表U23選手1名・候補生2名)
・新潟‘81(4名:障害のある者1名・障害のない者3名)
・車いすバスケサークルNUHW GRIFFINS WBCから3チーム(障害のない者13名)、
・理学療法学科(障害のない者5名)
・健康スポーツ学科・義肢装具自立支援学科合同チーム(5名)
・新潟医療福祉大学女バスケットボール部(障害のない者6名)
NUHW WBC GRIFFINS WBC 大会ユニフォーム
実際に日本を代表するチームと試合を行い、技術や戦術に全く歯が立たず苦戦…
今まで簡単にできていた動作ができないというもどかしさを感じました。
3-0で敗戦し、試合直後はとても悔しさが込み上げてきました。
もっと上手くなりたい、トップレベルで戦えるようになりたいと強く感じました。
はっきりとした課題が見つかり、今後に繋がる貴重な試合となりました。
決勝戦では、トップレベルの試合が繰り広げられました。
車いすの「キュッ」という素早い動きからなる音がたくさん響き渡り、白熱した試合になりました。
正確なシュート率、洗練された技術や戦術などにただただ圧倒されました。
車いすバスケットボールにはいくつか戦術があります。
いくつか紹介していきます。
スクリーン…車いすの幅を利用することで「スクリーン」(壁)となり、味方の攻撃機会を作り出す
バックピック…相手選手を攻撃や守備に参加させないようにする
スクリーンの応用技として「ピック&ロール」
車いすに乗った状態ではジャンプすることができませんが、障害の軽い選手が車いすの方輪を上げて高さを出す「ティルティング」
上記のような技術や戦術が間近で多く見られ、その迫力にとても感動しました。
決勝戦 新潟WBC(青) 対 新潟‘81(黄)
NUHW WBC CUP(3×3) 試合結果
優勝トロフィー
車いすバスケットボールを始めてから障害者スポーツについて深く考えるようになりました。
健常者と障害者が同じコートで戦うことのできる数少ないスポーツ。
最近では、健常者競技者が増加しています。
それが車いすバスケットボールの一つの魅力であると認知しています。
選手の障害に応じて持ち点を定める独特のルールはありますが、コートやボールはバスケットボールと同じです。
健常者も障害者も関係なく、同じ目標に向かいながら共に戦うことでひとつになる。
そして、勝敗に一喜一憂できる環境をこれからも大切にしていきたいと思っています。
障害者スポーツに関わる一員として、これから車いすバスケットボールの振興・普及を進めていきたいです。
閉会式 全体写真
この大会の運営にあたり、沢山の方々にご協力を頂きました。
ありがとうございました。
大変貴重な経験をさせて頂き、大変嬉しく思っています。
更なる技術の習得に向けて、日々の練習に励んでいきたいと思います。
ご声援、ご指導の程宜しくお願い致します。
また、興味のある方がいましたら気軽に練習を見に来てください!
是非お待ちしています!
健康スポーツ学科
https://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/
SHAINプロジェクト