6月から現在まで、約80人の4年生が、全国各地の中学校、高等学校に3週間の教育実習に行きました。
研究授業で頑張った二人の4年生の感想を紹介します。
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高等学校で「サッカー」の研究授業をした小林さんの感想
今回の授業のねらいを、「空いたスペースに走りこむためにどうするか」に絞り、分かりやすく提示できました。
その際、前回の授業における生徒の困り感を(問題意識)を上手に引き出し、今回の授業のねらいにつなげることができました。
振り返りのカードからも「今日、考えることがはっきり分かった。」「運動しているときも、ねらいを意識できた。」というような感想が多くみられました。
また、3対2のミニゲームを通して、空いたスペースに入ることのよさを体感できる工夫と3対3でも使えるかどうか確かめるメインゲームのつなぎを工夫しました。
よい動きをしている生徒にその都度、「ナイス」「今の動きいいね」などと声を頻繁にかけることができました。このことが、生徒同士の話し合い、教え合い、褒め合いが活発に行われることにつながったと思います。
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中学校で「ハードル」の授業を行った武田さんの感想
当日、急に天候が悪くなり、担当の先生と雨天案の練り直しを授業の直前まで頑張りました。
仕方ないことですが、せっかく図や表もたくさん入れて分かりやすいものになり、自分なりに満足していた指導案で授業ができなかったのは本当に心残りです。
今回の授業のねらいである、「振り上げ足、前傾姿勢、抜き足、の3点から、自分のハードリングを見直そう」はどの生徒にも分かりやすかったことは、一人一人の学習カードからも分かりました。
最も工夫した点の一つ目は、導入で私の二つのハードリングの画像を比べさせることで、今回の授業のねらいを生徒に分かりやすく示せたことです。
自分がモデルなので、気づいてほしい動きのポイントを強調して示すことができたのがよかったです。
二つ目は、スピードとフォームの点数を合算したゲームです。スピードはグループの順位です。さらに、一人一人のフォームを互いに、見合い、点数化しました。これによって、今回の授業のねらいを最後まで意識することができました。
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