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2018.06.04

北信越リーグ2部昇格!!

春季北信越大学バレーボール選手権大会において、女子バレーボール部が優勝し、その裏で活躍していた学生がいたことを、先月のブログでお伝えしました。

「女子バレーボール部をさせる活動」(クリック)

 

「大会を支えた学生たち」(クリック)

 

「大会前日の準備」(クリック)

 

 

ただ、実は同じ期間に、しかも同じ会場で、男子バレーボール部も春季北信越大学バレーボール選手権大会を開催していました。

 

この大会について、部長の片岡諒眞君からコメントをいただいています。

 

片岡君の文章から、当日の様子がありありと浮かび上がってくると思います。

ぜひ読んでください!!

 

 

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皆さんこんにちは。

男子バレーボール部部長の健康スポーツ学科3年片岡諒眞です。

 

5月18日(金)~20日(日)にかけて、本学体育館で第49回春季北信越大学バレーボール選手権大会が開催されました。

 

 

1日目、2日目は福井県の仁愛大学と対戦し、どちらも2-0で勝利しました。

1日目は授業の都合が悪く、来られない選手も数名いましたが、残った選手で力を合わせ、勝利することができました。

 

公式戦に久しぶりに出場する選手や、大学に入ってから初めての公式戦となる選手も多かった他、たくさんの友人が応援に来てくれたということもあり、私も含め、緊張していた選手は多かったです。

そのため、序盤は相手にリードを許し、厳しい試合展開になりましたが、徐々に雰囲気に慣れ、中盤で逆転し、しっかりと勝ちきることができたので良かったです。

 

 

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2日目から全員揃い、ベストメンバーで戦うことができました。

 

 

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序盤から流れに乗り、点差が大きく開き、非常に楽な展開で試合を進めることができたので、交代枠を2セットでフルに使い、ベンチ入り登録メンバーが全員コートに立つことができました。

 

 

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運命の最終日、入れ替え戦の相手は上越教育大学でした。

3年連続の入れ替え戦での対戦となり、2年連続でフルセットの末、敗れている因縁の相手です。

 

最終日はスタッフとして、4年生の田中航平さん(健康スポーツ学科)と、皆川真穂さん(健康スポーツ学科)の2人の頼もしい先輩が来てくれました。

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先輩たちが敗れてきた悔しさも背負って、リベンジを期して臨んだ試合でした。

 

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試合は序盤、硬さのあった相手のミスを突き、サーブで崩して自分たちの形に持って行くことに成功し、スタートダッシュに成功し、最大7点のリードを奪いました。

 

しかし、中盤ジリジリとリードを縮められ、終盤23-23と追いつかれます。

 

流れが相手に傾きかけた中、奮起したのは1年生の星朋希(救急救命学科)でした。

高校までのキャリアが豊富な選手で、1年生ながらチームの中心選手を任されています。星は持ち前の強心臓ぶりを発揮し、大事な場面でしっかりと決めきります。

 

再び追いつかれますが、そこでもまた星が決めきり、サーブへ下がります。

強烈なサーブで相手を崩し、ブロックポイントや相手のミスで辛くも第1セットを26-24で先取します。

 

 

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第2セットは序盤から劣勢を強いられました。

 

ミスを連発し、なかなか流れを掴めず、スコアは13-20まで開きます。

コート内やベンチにも諦めムードが漂う中、輝きを放ったのは1年生の皆川玲穏(社会福祉学科)でした。

 

サービスエースで流れを引き寄せ、タイムアウトを挟んでも流れを渡すことなく、20-20で並び、「いける!!」というムードを作りました。

 

 

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しかし、連続でミスが出て20-22と再び雲行きが怪しくなり始めたところで、状況を打開したのはまたも星でした。

 

星が決めきり、サーブへ下がり強烈なジャンプサーブで相手を崩し、相手セッターのドリブルを誘い、次はサービスエースを決め、その次は相手のサーブレシーブが大きくなったところを2年生の中村裕貴(健康スポーツ学科)がダイレクトで仕留め、マッチポイントを握ります。

 

 

いよいよ2部昇格が目の前まで迫ってきました。

 

 

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最後は2年生山本一輝(救急救命学科)のブロックが決まり、歓喜の瞬間。

 

自分は気付いたらベンチを飛び出していました。

最後の得点の瞬間はコートにいることはできませんでしたが、昇格の嬉しさを仲間と共有することができました。

 

 

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試合終了後は整列し、応援に来てくださった方々に挨拶。

ふと横を見ると、涙を流しているチームメイトもいました。

 

そして、佐藤敏郎先生のそばに集まり、お話をいただきました。

「過去に2部リーグ上位常連校だったのが、降格を境に全く練習しなくなってしまったところからよく2部復帰まで持ってくることができた」と褒めていただきました。

 

そこで印象に残ったのは、「(昇格できたのは)片岡が引っ張ってくれたからだぞ」と言ってくれたことです。

 

私が部長になってから1年弱、うまくいかないことも多く、試合が終わった瞬間、「やっと終わった」という解放感しかありませんでした。

 

しかし、仲間の嬉し涙や、佐藤敏郎先生の言葉で「ここまでやってきてよかった」という達成感に変わりました。

 

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佐藤敏郎先生から聞いて私も初めて知ったのですが、

なんと、男子バレー部の2部リーグ復帰は・・・

5年ぶり

だそうです。

 

非常に喜ばしいことです。

 

私の部長としての役目は終わり、後輩にバトンタッチしますが、これからも2部で満足することなく、1部昇格を目指して頑張ります。

 

また、今回たくさんの方々からのご声援をいただき、そのおかげもあって昇格という結果に結びつきました。

心から感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

これからも男子バレーボール部の応援よろしくお願いいたします!!!

 

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男子バレーボール部北信越リーグ2部昇格!!

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強化部に所属している学生は、もちろん、それぞれのスポーツに必死になっています。

 

しかし、強化部か否かに関わらず、各部活あるいはサークルに所属している学生はそれぞれのスポーツと真剣に向き合い、そして心からそのスポーツを楽しんでいると思います。

 

今回、男子バレーボール部が2部に昇格したことは本当に喜ばしいことです。

 

男子バレーボール部のみなさん、本当におめでとうございます!!

そして、これからも頑張ってください!!

 

#部活・サークル