イキイキ放送局へようこそ。
今回は、健康スポーツ学科教員の先生方の中で行われている、共同研究についてご紹介いたします!
この研究では、1月研究セミナー(いきいき放送局2018年1月15日に掲載の記事)の小林先生のご発表をきっかけに話が盛り上がり,本学陸上競技部の投擲選手を対象に円盤投の三次元動作分析の実験を行いました。
健康スポーツ学科の小林先生、池田先生、下門先生、中澤先生、市川先生がこの活動に参加し、陸上競技部投擲選手をはじめとした健康スポーツ学科の学生さんに協力いただいています。
円盤投はとても素早い動作ですので、 1秒間に300回の映像を撮影できるハイスピードカメラ(通常のビデオの10倍)を準備して、動作を撮影します。
分析し易くするために、まず体に目印を付けます。逆光でも肩や肘の場所がよくわかります。
本学円盤投選手の投擲フォームです。緑色の点は円盤の中心位置を示しています。1回半の回転動作で円盤を加速させ,写真奥側に投げています。
ある選手の3回の投動作を分析して、円盤速度をグラフにしました。再現性が高く、リリース(手から円盤が離れる)直前に急激に加速していることが分かります。
詳細な分析作業はこれからですが、優れた円盤投選手の身体能力や技術を明らかにしたり、本学選手個々の特徴(いいところも悪いところも)をチェックしたりします。
結果が楽しみです。