いきいき放送局へようこそ。
健康スポーツ学科では、教員同士で互いの研究内容を発表し合い、切磋琢磨する取り組み「研究セミナー」を定期的に行っています。
今回は、2017年度の第4回研究セミナーの様子をお届けします!
報告者は、佐藤晶子先生と色摩先生でした。
佐藤先生は、スポーツ栄養学を専門分野として、スポーツ選手の食事において重視されるビタミンに注目して研究を進めています。
今回の報告では、活動のエネルギーをつくるのに必要なビタミンB1(化学名チアミン)の代謝と摂取必要量が、運動の種類や持続時間によって、どのように変化するのかについて実験データを示しながら解説し、今後の研究の方向性についても説明してくださいました。
先生は、実際のスポーツ現場でも管理栄養士として活躍されており、本学の水泳部やバレーボール部に対して、栄養サポートもおこなっています。
佐藤晶子先生プロフィール
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/sato_a.html
このように、自らの研究とスポーツ現場でのサポートを上手に繋げている先生の活動は、学生のお手本になっています!
色摩先生は、スポーツ社会学の分野から、体育教育の本質とは何か?というテーマに迫っています。
今回の報告では、先生自身が担当するスポーツ・健康の授業内容について取り上げ、特にソフトバレーボールでは教えるべきことは何か?と問題提起をしてくださいました。発表を聞いていた先生方から数多くの意見があり、非常に活発な議論が行われました。
色摩先生プロフィール
http://www.nuhw.ac.jp/faculty/health/hs/teacher/shikama.html
教員志望の学生も授業で、様々な議論をおこなっていますが、健康スポーツ学科の先生方も、このようにセミナーで意見交換をして、より良い授業づくりをおこなっています!