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夏に行われたダンス部の大会報告です。
ダンス部は8月7日から神戸にて開催された、創作ダンスの国内最高峰の大会「全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」の創作コンクール部門に出場しました。
今年、私たちが創作した作品は「白菊ー『長岡花火』よりー」です。
夜空に咲く鎮魂の花である白菊に着想を得て創作し、
儚く散るその花火の様子、そしてこの花火を打ち上げようとした花火師・嘉瀬誠司さんの心情とともに、心にしみていくような作品を目指し、
身体表現にとり組んできました。
8日に無事予選通過、そして決戦を迎えた9日。
結果は、残念ながら受賞することはできませんでした。
入選することができ、照明がついた舞台で踊ることができたのは本当に幸せでしたが、
目標としていた上位4賞は果たせず、部員一同とても悔しい思いでした。
審査発表結果を受けてその夜、長い夜のミーティングが行われました。
一人ひとり創作過程やこの作品に対する思いをそれぞれが聞くことができました。
ここで悔しさと悲しみにずっとくれるのではなく、次へ向けてのステップとしたいと思います。
なぜ受賞できなかったのか、自分たちには何が足りないのか課題は残りますが、切磋琢磨して頑張りたいと思います。
最後に、部長の森山愛弓(健康スポーツ学科3年)よりコメントです。
「今年は自分を含めた3年生が主学年となって作品づくりを引っ張る年となりました。正直、今までの人生の中で一番苦しく、かつ楽しく充実した気持ちを味わった濃い期間でした。
残念ながら受賞という結果はついてきませんでしたが、このメンバーで『白菊』を踊れたことが本当に嬉しかったです。私たちの作品が、結果として記録に残っていなくても、だれかの心の記憶に残っている作品であればなお、嬉しいです。
ただ、今回のコンクールを終えて感じた私たちの課題は、他の大学にはない、自分たちの強みを探していくことだと感じました。まだまだ私たちには学ぶべきこと、探求していくべきことがあると思いました。
今回のコンクールにおいてお世話になった先生方、関係者の皆様には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。今後ともダンス部への応援のほど、宜しくお願いいたします」
今回の全国大会に向けて、多くの方々よりご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。