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本日は、健康スポーツ学科の実習授業「野外活動I(夏期)」の様子についてお伝えいたします。
この授業では、国立妙高青少年自然の家でキャンプ生活+妙高山登山(2454m)を行います。
本実習では「自然と向き合い」「人(他者・仲間)と向き合い」「自己と向き合う」ことを目的としております。
2017年度の日程は8月23~26日(3泊4日)で、総勢57名が参加しました。
まずキャンプ長である佐近先生のご挨拶から。
まずはこの授業がどういう目的で行われるのか、それを理解してから実習が始まります。
その後は班に分かれて最初のプログラムが開始!
最初にアイスブレイクを通して、仲間との距離を縮めます。
野外炊事の様子
仲間と協力して食材を切り、火をおこし、調理をします。
初日には焦がした米も、次第にふっくらと炊けるようになり野外炊事能力もアップしました!
アドベンチャープログラムの様子
仲間と意見を出し合って課題を解決していきます!
このプログラムは、チームスポーツのトップチームや企業のチームビルディングにも利用され、仲間との信頼関係を築くことができます。
登山日当日、気象庁の予報により北日本と北陸には午前中に雷と大雨(200mm)の予報があったことから、残念ながら登山は中止となりました。
吉松先生より、登山中の事故を未然に防ぐためには「勇気ある撤退」も必要というお話もあり、自然を相手にすることがどういうことかを学びました。
登る予定だった妙高山
代わりに、妙高市内にある国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)の施設をお借りして、クライミング(トップロープとボルタリング)を体験させてもらいました!
クライミング(トップロープ・ボルタリング)の様子
ただ登るのではなく、攻略法を考えながら足場や手の位置を変えていきます。
登り切った時の達成感は格別!
午後は、自然の家の敷地内でオリエンテーリングを行いました。
キャンプファイヤーの様子
最後の夜はキャンプファイヤーを囲んでスタンツ(寸劇)が各班から発表され、大いに盛り上がりました。
クラフトの様子
最終日には、妙高の森にある木材を用いて思い出の品を作りました。
この実習には2年生だけでなく3,4年生も参加しており、学年を越えて、部活を越えて仲が深まりました!
以下授業に参加した、武田丈太郎ゼミ3年生の阿部拓人くんの感想です。
今回、野外活動Ⅰ(夏期)を通して私たちが普段の生活の中では学べないことを多く学ぶことが出来ました。私が今回の活動を通して学んだことは2つあります。
まず、1つ目は野外炊事からの学びです。私たちは普段電気やガスを使い生活しています。野外炊事では自分たちが火を起こすところから始まります。自分たちで火を起こし作った料理は普段作っているものとは比べ物にならないくらいおいしかったです。また、班員のみんなと力を合わせたからでもあると思います。協力することの大切さを改めて理解しました。
2つ目は、アドベンチャープログラムを通しての学びです。多くのアスレチックから自然の中で体験することの大切さを知りました。また、私たちにことを指導してくれた学生スタッフから多くのことを考えさせました。自分も指導する側としてどのように伝えればいいかなど、自分の肌で感じたことをしっかりと糧としていきたいと思いました。
最後に、今回の活動を通して多くの人と協力することの大切さや色々な人とコミュニケーションを取ることの難しさなど、普段の生活の中では考えないことを考えされられる良い機会となりました。来年度は、学生スタッフとしてこの経験を還元したいと思いました。
健康スポーツ学科には、このような特色ある授業がたくさんあります!
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佐近慎平先生の詳細 ⇒ こちらをクリック
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また、この授業ではお手伝いいただいた佐近ゼミの山崎くん(4年)、馬場くん(4年)、筑波大学大学院の前川さんのサポートのおかげで、無事に実習を終えることができました。
本当にありがとうございました!