健康スポーツ学科では、佐藤大輔先生が委員長を務める
研究戦略委員会が中心になって研究セミナーを毎月実施しています。
今回の発表担当は馬場先生と奈良先生で、10月12日から10月15日の日程で
オーストラリアのメルボルンで開催された
『The Sports Medicine Australia Conference』の参加報告をして頂きました。
本学からは下山先生、馬場先生、奈良先生の3名が学会に参加し、
馬場先生と奈良先生はポスター発表をしました。
馬場先生;発表タイトル『Stroke phase discrimination in 1,500 m
front crawl swimming using a tri-axial inertial sensor device:
Pilot study of sensor validity』
内容は、馬場先生が現在取り組んでいる慣性センサを用いた泳技術の定量化で、
オープンウォータースイミングにおいても慣性センサを用いることで
選手のストローク時間とストローク回数を数値で評価できることを報告されました。
奈良先生;発表タイトル『The relationship between the performance of backstroke start and medicine ball throwing』
発表では背泳ぎのスタート動作と背面メディシンボール投げの投動作に
類似点があることを示し、背泳ぎ選手の陸上トレーニングにおいて、
背面メディシンボール投げのような爆発的なパワー発揮を伴う種目を
導入することでスタート動作が改善できる可能性を示唆されました。
学会会場の様子
キーノートレクチャー
カンファレンスディナー
学会前日はサッカー日本代表とオーストラリア代表の試合も観戦できたようです。