いきいき放送局へようこそ
今日は、健康スポーツ学科が毎月行っている
研究セミナーについてご紹介します
毎月2、3名程度の教員が、自身が進めている研究内容について
他の学科教員の前でプレゼンテーションし、専門が異なる様々同僚教員から
意見、アドバイスを受けることで、自身の研究に役立てる場です
昨日は、その平成27年度の第一回であり、
昨年度にイギリスへ短期留学を行った佐藤大輔先生と、
国際交流事業で学生を引率しアメリカに行った中島由梨先生が
それぞれの成果報告を行いました
下記、まず佐藤大輔先生からのコメントです
「本学短期留学制度を用いて、平成27年1月1日~3月30日までの3ヶ月間、
イギリス・ロンドンにあるUniversity College London (UCL) Institute of
Neurology (ION) に短期留学させていただきました。
今回の留学で学んだことは3点です。
一つ目が、自身の研究についてのディスカッションです。
自分のこれまでの研究および今後の研究についてプレゼンをし、
指導教授にアドバイスをいただくことができました。
また、留学中に3度も個別にディスカッションする時間をとってくださり、
本当に有意義な時間となりました。
二つ目は、実験です。当初、3ヶ月という短期間である上に、
「水」に関係する実験が出来ないため、
当初、留学先での実験は予定しておりませんでした。
しかし、指導教授のご厚意により、
初めて経験する実験をやらせていただくことができました。
実験手順、機器の使い方、被験者の集め方など全てが日本とは異なる中、
何とか実験を実施することができ、興味深い結果を得ることもできました。
三つ目は、多くの実験の被験者をさせていただきました。
今回は、TMSとEEGの実験を中心に被験者をさせていただきました。
自分の研究フィールドとは異なる実験も多く、非常に勉強になりました。
3ヶ月という短期間ではありましたが、周囲の多くの研究員の方々のお陰で、
本当に充実した留学生活を送ることができました。
最新の知見や方法はもちろんのこと、Scienceの奥深さや教養の大切さ、
研究に対する真摯な姿勢など、研究者として大切なことを学ぶことができました。」
続いて、中島由梨先生のコメントです
「2015年3月21日(土)~29日(日)に、California States University Fullertonの芸術学部ダンス・シアター学科に学生4名が渡航しました。
ここでは将来プロのダンサーを目指す学生から学校の先生や
ダンススタジオの指導者を目指す学生まで、一人一人高い目標を持って
日々トレーニングに向き合っていました。
訪問した本学学生は、主に①ダンスクラスの受講、
②学生交流会(ダンス発表会)の参加、
③ALP(American Language Program)クラスの受講の機会を得ました。
特に②学生交流会では、互いに日頃練習を重ねてきたダンス作品を
披露し合うことで、異なった動きのバリエーションや表現の仕方に
ついて思いを巡らせることができ、共感したり刺激を受けたりすることで
大変有意義な時間となりました。
本研修に参加した学生からのコメントでは、
「(現地の大学生ダンサーらは)踊りに迷いがない」
「個々の堂々とした意志の強さを感じた」
「基本の動きの練習がいかに大事かと感じた」
「自分たちの創る作品はまだ垢抜けていないということがわかった」等が
挙がりました。学生自身が“カルチャーショックを受け、
視野を広げて自分達に足りないものに気づく”ことが
本研修の最も大きな価値であったと思います。」
本学科の教員もこのように日々自身を研鑽しています
また、学生にも様々な海外渡航、国際交流の機会があります
是非、それらにも積極的に参加していきましょう