イキイキ放送局へようこそ
本日は学科研究セミナー研究報告の様子、第二弾をお届けします
担当はみんなに愛される吉田先生です
みなさんは吉田先生の教育分野を知っていますか??
「比較教育学」という分野です
あまり聞きなれないフレーズなので,はじめに比較教育学の教育学分野における位置づけについて説明してくださいました
その後,「外国人児童生徒の教育問題」について日欧比較を基にお話しいただきました
比較教育学とは,世界各国の教育制度や教育方法を比較することによって,自国の教育を高めようとする教育学分野の一領域だそうです
その中でオランダの教育制度に注目したきっかけとして,オランダでは,学校創設の自由・学校方針の自由・学校組織の自由という「教育の自由」がある上に,学校経営は全て公費で賄われるという日本とは異なる教育制度を持つという点があるからだそうです
また,オランダにおける外国人児童・生徒の教育課題についてもお話いただきました
オランダの特異性として
①多様な民族の流入・定着によって国家形成されたこと
②柱状化社会であること
③教育の自由が存在することなどが挙げられる
だそうです!!
オランダの課題として非西洋系移民の高等教育への進学率が低いことやトルコなどの移民において世代が進んでもオランダに対するアイデンティティが生まれにくいということが紹介されました
質疑も活発にかわされました
写真は遠山先生の質問に答える吉田先生です
なかなか難しいお話ではありますが、日本と海外の教育について知れるチャンスではあります★
興味のある方は、ぜひ、質問してみてくださいね