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本日は学科第二回研究セミナー報告です___
今回は越中先生の内容について紹介いたします
運動とエネルギーバランスというタイトルで越中先生からお話しいただきました
キーワードはAMPK(Activated protein Kinase)というほとんど全ての細胞に存在する酵素です
AMPKの活性化は、運動中の糖取込み促進による血糖値の低下、運動後のインスリン作用の増強、慢性運動によるミトコンドリアの増加や筋蛋白質の合成促進のトリガー(スイッチ)になるそうです
つまり!!
AMPKを活性化させると運動効果が高まると言えます
越中先生の研究によると、AMPK活性にはエネルギー消費量ではなく、ATPの減少量が重要であることから、短時間の運動であってもAMPKを活性化できるようです
さらに、体内での熱の産生と拡散のアンバランスを生じさせることにより、筋温を上昇させることでAMPK活性を高めることもできるそうです
つまり、筋温を高めれば短時間の運動であってもその効果を飛躍的に高める可能性があるということになります
アスリートのみなさん、試してみてはいかがでしょうか