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本日は論文掲載の報告をさせていただきます
健康スポーツ学科助教の山代らの論文が、
「Experimental Brain Research」に掲載されました.
「Experimental Brain Research」は1966年から46年の歴史を持つ神経生理学分野の雑誌です!
今回の研究では、野球選手の脳に起こる可塑的変化について調べています!
野球選手はボールを握り、投げ、バットを握り、振ります
この時に指や手の平には繊細な感覚が求められます!
よって、一般のスポーツ選手(ランナー、サッカー、水泳など)に比べ、手の刺激に対して鋭敏に
反応できるのではないかと考え、実験を行いました
その結果、野球選手はスポーツ郡に比べ、脳活動と反応時間が約20ミリ秒短縮していました
このことから、野球選手では手の感覚情報処理に対して、新たな神経回路が形成される可能性が示唆されました
本研究は本学の野球部員や強化部の学生に被験者を依頼し、多くの協力者のおかげで形になりました!協力してくれたみなさま、ありがとうございました
今後も、基礎研究と応用研究を同時に進めていきたいと考えています
研究内容に興味ある学生はぜひ一緒に研究をしましょう