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今日は学会発表の様子をお伝えします
11月10日(木)~12日(土)の3日間,
第41回日本臨床神経生理学会学術大会が静岡県で開催されました。
臨床神経生理学会とは・・・
ヒトの中枢神経系を中心とする複雑なシステムの研究を推進する学会です
本学からは丸山学科長と私(佐藤大輔)が発表してきました
まずは,丸山学科長の発表です.なんと,丸山学科長は,2つも発表しました
一つ目は,「投動作運動観察が鍛錬者および非鍛錬者のventral premotor-motor connectivity興奮性に及ぼす影響」です.
誰しも新しい運動技術を習得するためにビデオや写真を見たことがあると思います
その“見る”ということで脳の興奮性がどのように変化するかを調べた研究です
二つ目は,「筋疲労による皮質内抑制低下が短時間タイピング学習成績に及ぼす影響」です
運動した後に疲労を感じた経験はみんなあると思います.
その疲労がタイピングといった細かい作業の成績にどんな影響を与えるかを調べた研究です.
丸山先生の研究は,どちらも非常に新奇性の高い研究で,たくさんの先生が興味を持って聞いていました.
次は,私(佐藤)です.
タイトルは,「浸水がヒトの体性感覚誘発電位に及ぼす影響」です
水に入ると,水の流れや圧力,温度等を感じると思います
その“水”の感覚を中枢(脳)レベルで調べてみようという研究です.
大御所の先生から質問をいただくことができ,とても有意義な発表でした
健康スポーツ学科では,研究で分かったことをスポーツ現場に還元することを目標にしています.
「自分の調べたことを現場に生かしたい!!」という学生は是非,一緒に研究しましょう