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2023.07.10

【卒業生の活躍】アスレティックトレーナーとしての留学

海外での健康スポーツ学科卒業生の活躍!
健康スポーツ学科卒業生(2019年度卒)の関根隼さんから、近況報告をいただきました。
関根さんは、健康スポーツ学科在学中は日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格取得を目指して、男子サッカー部にて実習に励んでいました。
4年次に日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの一次試験に合格後、アメリカのアスレティックトレーニング(NATA-ATC)を学ぶことを目指して海外へ留学されました。
コミュニティカレッジを経て、University of South Florida の大学院に入学され、この2023年に無事修士課程を修了されました。
またあわせて、アメリカのアスレティックトレーナー資格であるNATA-ATCも取得されました。
いまはUniversity of Tulsaの男子サッカー部にてアスレティックトレーナーとして雇用され、アメリカで引き続きアスレティックトレーナーとして仕事を続けていくようです。
関根さんから留学の魅力について、メッセージもいただきました。
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留学の魅力は、海外に出てより多くの価値観を知る事で、たとえばアスレティックトレーナーというものがどのようにアメリカで認知されており、どこに需要があるのかについてより広く経験することができる点にあると思います。
また、現場にはドクター、理学療法士、ストレングス&コンディショニングコーチ、栄養士など違う分野の様々なスペシャリストと共に働くことができる環境が整っているので、新潟医療福祉大学で初めて知った  チーム医療というものが、実際にどのように行われているかについて深く学ぶことができます。
ATとして働く上では、ドクターや理学療法士、ストレングスコーチなどの方々がどの役割があって、それはどう行うものなのかを知っておくことは、チーム医療においてとても重要な事だと私は考えています。そういった知識や経験を通じ、自分の中での理想のAT像を形成する事に、私は留学の価値を感じました。
自身の経験から、日本にいるうちにやっておくべき事は、英語ももちろんですが、実習やインターンの際にリハビリなどを行う際に "なぜそれをするのか" の理由と科学的根拠を知る癖をつけるべきだと思いました。
Evidence Based Medicineの考え方は、自分の行動に再現性と上手く行かなかった時には理由を明確にし、次はどのようにアプローチスレはいいのかについてのアイデアをくれるので、それを日本の学生のうちから意識していれば、より素晴らしいATになれると思います。
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本学健康スポーツ学科の学生のなかには、アスリートとしてトップレベルで活躍する方や、学校教員やアスレティックトレーナーとして体育・スポーツを教える支える側で活躍する方もいます。
ぜひ新潟医療福祉大学健康スポーツ学科で、我々とともにスポーツを学びましょう!
#健スポの活躍