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2023.06.21

佐藤裕紀ゼミと有志学生が白根大凧合戦で大凧をあげてきました!(後編)

佐藤裕紀ゼミと有志の学生約10名は、300年の歴史のある白根大凧合戦で、
桜蝶組の皆さんと一緒に、大凧をあげる活動を行ってきました。
今回その後編、6月4日(日)本番の様子となります。
残念ながら、風が強いため、大凧同士の「合戦」は中止となりました!
しかし、各組が作成した大凧を、皆で走り揚げて、大勢の観光客の皆さんにお披露目することができました。
自分たちが、ごく一部ではありますが、作成にも携わった大凧が風に乗り揚がる様子や、
普段の白根の様子と、合戦本番での多くの人々で賑わう様子なども、地域づくりなどを考える際に、大いに刺激となりました。夜も打ち上げで組の皆さんとの懇親の場で、
様々な大人との語り合いから、多くを学ぶことができました。
何より、白根にまだ残る地域コミュニティでの人々の関わりの濃さなど、
「子どもと若者の居場所」や「地域での学び」をテーマに学んでいるゼミでの文献での知識と、
実際の現場で感じることがつながる機会となったようです。
学生の声です。
福山夏未さん(健康スポーツ学科4年)
「このプロジェクトでは、300年の伝統がある“白根大凧合戦“に参加するだけではなく、白根の歴史や文化を学び、実際に当日上げる大凧を作るお手伝いをさせていただきました。どの回も貴重な体験をすることができ、回を重ねる度に白根に住む人々の温かさに触れ、町の一員のように接していただき、嬉しかったです。大会期間中に地元を離れた多くの人が帰省して参加していたため、当日は各町会、幅広い年代の人々が参加していました。現代社会の中で失われつつある地域コミュニティが白根に残っていることに気づき、地域にとって継承し続ける必要があるイベントのひとつではないかと思いました。 当日は、悪条件のため合戦ができませんでしたが、沢山の大きな凧を協力して上げたことにより、より一層仲を深めることができました。来年こそは、合戦できることを願っています。また、ぜひ参加したいです。」
 
#健スポの活躍