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2023.06.15

国際誌採択!山代幸哉准教授と椎谷佳奈子(健スポ修士2021卒)の共著論文

山代幸哉准教授と椎谷佳奈子(新潟医療福祉大学大学院・健康スポーツ学分野・修士課程2021卒)の共同筆頭論文が5月8日付で、国際誌European Journal of Applied of Physiologyに受理されました!
おめでとうございます!

【題目】Reduced somatosensory evoked potentials and paired-pulse inhibition in the primary somatosensory cortex of athletes with chronic pain(慢性疼痛を持つアスリートの一次体性感覚野の体性感覚誘発電位と抑制の減弱)
【内容】
本研究では、慢性疼痛をもつアスリートに対して、一次体性感覚野の興奮性を評価するSEPと抑制機能を評価する二連発抑制(PPI)を用いて検討しました。その結果、慢性疼痛をもつアスリートでは、慢性疼痛をもたないアスリートと比べて一次体性感覚野の興奮性と抑制機能が減弱することが明らかになりました。本研究成果は、限定的ではありますが、慢性疼痛をもつアスリートに対して脳波を用いて評価し、慢性疼痛の緩和法を考えるための基礎的な知見になると考えています。

リンク▶https://www.researchgate.net/publication/356120278_Chronic_Pain_Alters_Somatosensory_Evoked_Potentials_and_Paired-pulse_Inhibition_in_Athlete
#健スポの活躍